スケッチを します
描きたいと思うモチーフに 出会った時
身の回りのもの 描いてみたり します
描きとめる ということ
その時 感じた空気を見て描く
そんなことを 大切なことだと
思っています。
スケッチはしなければいけないと思っています。 気が向いたら、まったりしたら、ではなく、描き止めておくことは私にはとても必要なことだと思っています。毎日ヨガをするようなことと同じような感じですね。私はヨガはしませんけど。
描いていないと、描けなくなったり、鉛筆と紙の感触がついてこないというか、慣れから離れてしまうんです。戻すには多少の時間がかかってしまい、それがとても嫌なのです。不器用なんです、多分。
その場でダーマトグラフでめりめりぃと描いていきます。
慣れないとスラスラ書けないので鉛筆で描くということを数日してからダーマトグラフに切り替えました。
家に持ち帰りインクで色を入れました。
紙はケント紙、インクはドクターマーチンです。
ずいぶん前になりますが、30代の頃、一人パリへ行きました。ボワシエールというところに部屋を借りて、毎日歩き回り旅のスケッチブック一冊を作りました。寒い冬でしたのでカフェに入ってコーヒーを飲んでも体はちっとも温まらず、水筒にお茶を入れ持ち歩きあちこち描きに行きました。 見るもの全てがモチーフの対象で気持ちがワクワクしすぎて心と手がずれてしまい、常に「おちつけ〜自分!」と言い聞かせました。所持金がほとんどない状態で行ったので何も欲しいものを買えなかったのですが、絵が描ければ幸せだと実感した素晴らしい旅でした。